この度も弊社ホームページよりお問い合わせいただき、屋根調査をさせていただいた結果、調査報告書および御見積を提出してから、大凡1週間ほどで工事決定の御連絡をいただきました。
場所は在所内の里道に面しており、どうしても足場が部分的に敷地を外れて設置されます。乗用車の往来は有りませんが通学などに自転車で利用されるので、安全作業徹底のため、役場と東近江署で事前に道路占用許可を取得し、着工しました。
今回の対象物件は主に農小屋に使用されている二階建ての建物で。屋根の軽量化に伴い、乾式工法用の下地仕様に改修していきます。その際、腐食した化粧材は交換していきます。
一階一部張り出した下屋がある部分は、昔馬屋として使用されていたようで、昼間でも薄暗い造りになっています。今は農機具など、頻繁に使用される小物類の収納スペースになっている為、ご夫婦希望で天窓が欲しいとの事で、ベルックス製のトップライトを1箇所取り付けました。
瓦は三州産、新東株式会社謹製「セラムFS メタリック」波形の意匠性と銀鱗色の調和によって、コストを下げながら和風建築の雰囲気を壊さないデザインです。
また、来年令和4年1月1日より建築基準法の告示基準(昭和46年建設省告示第109号)の改正が施工されます。
詳しくは→を検索(https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/build/content/001387862.pdf)
今後は、新築工事は勿論のこと、リフォームや改修工事にも、今まで以上に現場単位で徹底した品質基準と施工性能が求められてます。
今回軽量化の乾式工法により、平部は全枚数ステンレス釘留付け、棟部も低くし端部のケラバ瓦共にステンレスビスで芯木固定する事により、耐震、耐風性能が飛躍的に向上します。
【BEFORE】
【AFTER】
この度も弊社にご用命いただき、誠に有難うございました。