今週は半径2Km以内の物件が続き、工事をさせて頂きました。
降り棟のズレ下がりは要注意!!鬼を引っ張る結線(昔は銅線が多い※使用環境下において銅も腐食します!)が切れて鬼瓦が下に落下、下屋の瓦や野地を痛めたり、場合によってはその他動産や人にまで被害が拡大します。
【BEFORE】
【AFTER】
順番に解体手術し、内部で切れている結線を除去し、新たに野地から結線を出します。
取り外した順番に選り分け、同じ瓦を同じ箇所で収めて行き完了です!
守山市服部町の御宅です。
台風で相当年数の瓦が飛んだり、落ちたり、屋根全体の修繕工事を賜りました。
【BEFORE】
台風21号通過中の夜半に鬼瓦が下屋に落下したようですが、尺1寸(3ツ組)の鬼瓦が地上で木っ端微塵になっていました。単身で住まわれているお婆さんも、その大音響にさぞビックリされたでしょう、可哀想に。
【AFTER】
三州産、角張尺1寸(3ツ組)登板です。家の顔として、旧鬼瓦に変わり、この日から家守りの役に就きます。
【BEFORE】
下屋では、長年の雨漏れで腐れ落ちた、屋根を大工さんにシッカリ改修して頂きました。
【AFTER】
シッカリ強固になった、新しい野地に、事前に一列毎、順番に選り分けしていた瓦を同じ位置に葺き収めて行きます。こちらも同じく、相当年数の経過した瓦、一枚一枚微妙にサイズが違うため癖の強い適さない瓦は間引いて新しい瓦と交換しながらの施工です。
台風で棟板金が飛んだ御宅は、施主様の希望もあり、被害の無かった部分もすべて下地固定板から棟包み板金を新設する、改修工事を賜りました。
来週は、土山町鮎河のお客様の工事に!屋根全体修繕を弊社が請け賜る事になりました。母屋、離れ、蔵合わせて180坪はある屋根。滋賀県でも極寒地に入る地域で、屋根のメンテナンスについて非常にご心配されていました。お抱えの屋根業者として末永くお付き合いいただける様、しっかりとした工事をさせて頂きます!