京都市南区でお仕事です。今回は内外装リフォーム工事に伴い、当社は屋根瓦の復旧と雨樋架け替えの工事を担当しました。

軒先がカットされた上に外壁材（ヨドプリント金属壁材）が既存モルタル壁の上にカバーで施工されているので、軒先瓦と雨樋の収まりがかなり厳しいです。

すがる部分の破風モルタルも完全に剥がれ落ち中の下地があらわに、、

軒樋の受け金具が通常の取付位置に付かない（庇の出が無くなり金属壁材を上まで貼り上がっている為、内部がスカスカでビス固定出来ず）ので、リフォーム用の淀屋から落とすタイプの受け金具を固定する木材を仕込みます。

赤丸が樋受け金具。樋受け金具を仕込んだら、その上に雨水を拾うZ型水切り板金を仕込みます（この意味は、瓦寸法を考えずに軒先カットしてあり、その上金属壁材もカバーされているので、軒先瓦の出寸法が十分出ないのと、瓦ズレが酷く水切り板金を頼りに軒樋に落とす方法です。

オーバーフローせず確実に軒樋内に通水する様に上手く仕上がりました。

ついでに欠落した破風部分を元々の左官仕上げ風のホワイトの鋼板を加工して取り付けます。

最後は雨樋を取り替えて工事完了です！