周辺が田に囲まれ滋賀の良い自然が変わらず残る地域です。 実際、僕が幼少期に見ている景色とさほど変わらないと思います。こういう現場に携わらせて頂くと、近年の新築住宅の施工に無い、人と人の触れ合いや、休憩中でも時間がユックリすぎていくようにのどかで、僕は大好きです。 田舎の在所とあって周辺が良く似た大きさ、建坪の豪勢なお宅ばかりです。 着工前の御施主様との打合せで、瓦は淡路産いぶし瓦で、役物部材(日本瓦は種類やグレードが数多くあります)に周りに無いような演出をしたい、と言うことで使用する部材にこだわった一軒です。 玄関先の鬼瓦には特にこだわり「恵比寿さん」を、それを支える直下の巴瓦には「宝船」を使用。 人の出入りする玄関から多幸を祈願する思いでチョイスしました。 恵比寿鬼の手元は小さな穴が開いており、鯛を釣り上げる竿を見立てた細竹を御主人様と一緒に近所の竹藪に採取に行った、思い出深い現場です。
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- 症状
- 雨漏れ、部分劣化
- 工事内容
- 葺き替え工事
- 工期
- 30日
- 築年数
- 50年以上
- 商品
- 淡路産日本瓦