実るほど、頭(こうべ)を垂れる稲穂の様に。

2018.09.11

6日で48軒の調査完了!まだまだ約2/3。台風直後に比べれば減ってきたものの、連日の雨のせいで、今だに被災に遭わられた方々のお電話が止まりません。

初めてのお電話口の皆さんは、十人十色で、被害に遭われながら何度も申し訳なさそうに謝りながらお話される方、かと思えばことごとく同業者に断られて来たのか?開口一番、喧嘩ごしの方、、色々な方が居られます。

商売をしていながらこんな事を言うのはおこがましいですが、私も営業時間外になると色々な場面でお客様になります。私自身は自分が客の立場でそうであるように、「お客様は神様では無い」と思っています。飲食店でご飯をいただく事一つあげても、お金を支払う(または仕事を発注)する側にも礼儀・マナーは必要と、常日頃から思っております。

私生活、私の周りにも少なからず居ましたが、一緒ご飯を食べに行っても、店員さんに偉そうに物言いする人っているじゃないですか? まぁ、ああ言うのを見たり、聞いたりすると、やはり人間性だなぁとつくづく思います。先日のブログでも述べましたが、私の瓦の師匠が昔よく言っていました。「社長にも色々いるけど、周りのスタッフ、お客様に恵まれている本当に出来た社長は、実ればこうべを垂れる稲穂の様に物腰低く穏やかや。逆にスタッフにもお客様にも恵まれん社長は踏ん反り返って自分一人で大きなったような顔しとる」と。笑笑

やはり、人間て心で動く動物、この激務の事情を理解された上で懇願されると、心の中では本当に何とかしてあげたいと思い、結果時間を何とか見つけてお電話差し上げますもん。

野洲市野洲、ケラバが無くなりました。

野洲市八夫、降り棟もやられます。

日曜日に集中的に回った大阪市は枚方市から3階建のモニエル瓦破損。

寝屋川市東香里園、スレートと棟板金が飛散。

千里丘下、こちらも高台のモニエル瓦、何かの物体が飛来し隣接する数軒の屋根に被害を及ぼしました。

日頃空き家で、オーナー様から外装周りの守りを一括で任されている地元比江のお宅は、母屋、離れ、蔵とまた被害に遭いました。

野洲市小篠原、最近良く案件を戴く地元の左官屋さんからのご依頼。

草津市草津町からも、養生が出来て一安心。

棟がひっくり返った大津市北大路、、M邸と言う名の苗字が本当に多い地域でした。

どれだけ現地調査が詰まっても、基本断る事はしないのが方針。お客様のSOSが届くうちは、まだまだ、しばらく現地調査が続きます。

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