瓦の収まり

2015.10.09

今日、大津市青山の葺き替え工事無事完了しました。何と言っても、二週連続の子供の運動会に明日、何の気兼ねなく参加出来るのが最高です。

今日は瓦の収まりについて。

 棟のてっぺんには、このような換気部材が各種あります。写真は三州の瓦メーカー鶴弥製品「P換」
 
軒先きの収まり。薄型製品カラーベストから厚物の瓦系への載せ換えなので、細かい箇所に瓦用仕舞の細工を施さなければなりません。

 

屋根材の載せ換えで1番大変なのは、薄型製品から厚物製品への変更です。二階の屋根は下地の改良を施すくらいで良いのですが、下屋(一階の屋根)は外壁などが絡んでくるので、元々の薄型製品用に施行されていた水切り板金が、邪魔になってくるので、外壁から露出している部分を撤去します。
その後、新しい厚物瓦を施行し、下の写真の様にリフォーム用の水切り板金を施行しますが、本来新築時なら外壁サイディングの内部に収まらなくてはならない部材ですが、外壁をイチイチ外して施行出来るわけも無く、リフォーム用の水切り板金はそれ専用に上端が90°折り曲げ受けのようになっており、そこに最終コーキングで密着させ、風雨による水の浸入を防ぎます。

だいたいの御宅がこのリフォーム用の水切り板金のみで仕上がりになっていますが、当社は上端のコーキングが目立つのが嫌いで、葺き替え物件に限りその上から更に化粧仕舞のカバー板金を施し、完成としております。

   
   

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