１月末にホームページから雨漏れの調査を賜りました。場所は冨波乙、弊社から車で10分弱の距離です。

1Fの入隅箇所、屋根形状としては谷樋がつく箇所の軒天プリントベニヤが腐食していました。

屋根面は過去にラバーロックの漆喰業者が至る所にシリコンを打設し、谷樋の通水部分にも素人発想の漆喰を詰めまくっていました。雨水を逆に野地に導いている模様です！

（注）ラバーロックシリコン留を施工する業者はだいたいが、屋根工事に精通した職人では無く、素人の集団のような会社が訪販などで施工していきますが、だいたい今回のように後々防水性能の低下などの問題が発生しております。

今回、工事の依頼をいただいた、谷樋2ヶ所の交換に絡み、その周辺のラバーシリコンを全てカッターナイフで除去していきます。

軒天を取り替えるのに瓦を剥ぐっていくと、やはり葺き土に雨漏れ痕が乾燥しきらずに残っています。

プリントベニヤを交換、更に12mmの合板で補強し、その上に改質アスファルトルーフィングで防水処理を施します。

谷筋瓦を撤去し、不要物を除去し綺麗に掃除します。

同じく、改質アスファルトルーフィングで防水養生し、新しい谷樋板金を新設します。

最後に谷筋瓦を元通りの位置に復旧して工事を完了致しました。

どのような小さな屋根のお困り事も、弊社へご連絡ください。きっと、安心と満足をお届けさせて頂きます。