地元野洲市野田で新たに現場が始まります。昨年の台風21号による被害の調査依頼をいただきまして、廃盤セメント瓦の棟瓦が全体的に緩み、ズレているのを発見いたしました。旧工法で施工され、緊結材が銅線固定のみで、長らく時を経て経年劣化で伸び緩みこのような症状になったと考えられます。幸い飛散や落下で欠損材がない為、一時解体して最新の強力棟工法で改修を施し、地震台風に強い棟に作り直します。
本日ようやく足場屋さんに足場架けをしていただき、来週から工事に入らせて頂く運びとなりました。2月の工事決定のご連絡をいただいてから、長らくお待ちいただき有難うございます。
基礎をしっかりしておけば、この手のセメント瓦や、スレート材など、塗装を施す事で更に寿命が延びることでしょう。 廃盤瓦、特にセメント系のモニエル屋根材は弊社に取り置きもございますので、台風被害に遭われた方々で廃盤屋根材でお困りの皆様は一度弊社にご連絡いただければ、案外簡単に入手出来たりするかも?です。