この度も当社ホームページよりお問合せ誠に有難うございます。

今回のお客様は春先に屋根の修繕工事を賜り施工させていただいたのですが、自治会長をされており、ちょうど行政の補助金を利用した自治会館の外装工事を検討されていた中、その御縁で当社にも見積の機会をいただき、結果工事契約をちょうだいしました。

屋根は新築時にアスファルトシングル材が施工され、途中のリフォームで更にアスファルトシングル材がカバー工法され、二重に施工されていました。

しかし、シングル材は経年劣化も早く、120㎡ほどの屋根の殆どの範囲で野地まで結露や雨水侵入の影響を受け、下地のコンパネが9mm厚と薄くブヨブヨにふやけて腐食していました。自治会様と協議し、追加工事になりますが古いコンパネを全撤去で新しいコンパネに張り替えです。

屋根材は天然石付板金屋根材のフックシングルを施工。金属材の軽量化に加え、素材表面に天然石を付着させた製品なので、板金生地の擦過傷防止に加え、天然石本来の色により着色板金とはまた違った高寿命と意匠性が得られます。

また、石付きによる表面のザラザラした特徴により、一般的な通常勾配では専用で取り付ける雪止め材を必要とせず、屋根全体で雪持ち効果があるのもアピールポイントです。

棟部などの役物部分はスレート材などで使用される、互換性ある凡庸品の専用板金で収めて完全です。

【おまけ】

敷地の片隅にひっそり佇む、祠さまの屋根もシングル材が朽ち果てていたので、こちらはカバー工法で施工しました。