地元野洲市内で、ホームページから問合せを伺ったお客様の屋根工事を、順番にさせて頂いております。
一件目は先月の台風により、3階建てのコンクリート造りの屋上の陸屋根、板金部分がめくれてしまい、新たに板金を貼り直しました。
【BEFORE】
ほぼ一枚物の平板にて施工されていた為、、、
タイプが違いますが、同じ板金材料でも今回は立平板金にて施工しました。そこにはシッカリ訳がありまして、元々施工されていた大型の平板ではその性質上、雨風を受ける化粧面の天板にビスや釘を使用することは御法度な為、固定方法は額縁(四隅)の無駄折部分を下地の唐草板金にカシメ(折って巻き込む)て留めます。
なので、今回のような台風で運悪く風の通り道になった場合、台風の風圧による引っ張り現象で一気に剥がされる訳です。
それに対し今回施工させて頂いた、立平333系は品番の通り、333ミリ毎に製品がジョイント連結されていき、ジョイントの受け側にビスで固定されていくので、耐風効果は最初の工法に比べ比較になりません。
コンクートの三階建て、周囲の棟高よりまだ頭1つ高い位置にある構造物なので、今回のように選定致しました。
同じく野洲市でホームページからストックヤードの波板張り替えの御依頼を頂きました。現地調査でご主人様から「屋根も気になる」と伺い、屋根の漆喰がかなり劣化していたので、漆喰の打ち替えを提案させて頂いたのですが、お見積を持参させていただいた夜に即お決め頂き、昨日の今日からのスタートです。いや、本当に有難うございますm(__)m