今日は午前中、近江富士団地の中で雨漏れ修繕工事です。
建物の構造上、あい樋で受けた雨水を壁水切りで軒先に逃がしていますが、肝心な取り合い部分に壁止まり板金が仕込まれてなく、ただ板金を20ミリ程折り返しただけで、外壁をカットして裸にし、放水試験をしたら一目瞭然オーバフローを起こし壁内漏水を発生しています。
下地材木も一部腐食気味。
先端に壁止まり板金を仕込み、捨て水切り板金の立ち上がりも不十分で、新しい水切りを下に差し込み二重がまえにしました。
廃盤品で入手困難な為、シーラーを塗布しシリコン剤で接着します。
下地にシーラー剤を塗布する事により、シリコンの持ちが飛躍的に伸びます。
後は、仕上げの左官屋さんに任せ、午後から近江八幡市の葺き替え現場に戻ります。