本日もホームページから2軒様お問合せ頂き、草津市上笠町へ釉薬シルバー瓦の修繕依頼を頂戴しました。
一軒目のお客様は鬼瓦の下の巴瓦が出っ張り外れかかっていた為、現地で応急処置を致しました。強めのシリコンを充填しての、あくまでも応急処置です。
ついででしたので、上屋の屋根瓦をグルリ点検したところ、棟の土台部分が風雨で綺麗に侵食され、瓦の縁が切れている部分が露出しておりました。
土台部分、三日月面戸の漆喰補修が必要です。
2軒目も車で2分ほど移動した、同じ上笠町内。
昨年の台風で上屋のケラバ瓦と一部平瓦が暴れております。
建築時からでしょうが、左官仕上げの壁にも、取り合いの細かな所が仕上げ切れておらず、穴が空いたままです。
こういうところから、小動物や害虫(コウモリ、雀、スズメバチ)などが侵入し、巣を作ったりします。
ミツバチ、スズメ蜂などは巣に溜まる蜜を目当てにネズミ、イタチなどが連鎖して侵入増殖する2次被害に繋がります。
こちらは明日、日曜日に蒲生郡のお客様の後に修理に伺わせて頂きます。