京都市内は碁盤の目のように、規則正しく道路が整備されています。また、家々も限られた土地を有効活用し、現代の建築基準法以前の曖昧な建て方の旧家屋などが数多くあります。家々が密集している為、少し離れて我が家の屋根を遠目から見ることも出来ないので、家周りで気になる箇所、屋根は特にノーマークになりがちです。
上京区烏丸町へ、恐らく一昨年の台風21合被害に気付かれず過ごした結果、症状が酷くなり室内まで漏水し出した物件へ調査に伺いました。
屋根の北面の半分ほどが、ごそっと動いています。台風による風圧力で一度瓦自体が浮き上がったのでしょう。しかし、よく持ち堪えてくれました。これで、一枚剥がれて飛散していたら、ドミの崩しの様に次々捲れ飛んでいたでしょう。
けらば瓦もズレて危険な状態です。
雨漏れが室内の柱に出てきているので、迅速に修繕のお見積を作成です。