本日は2軒の屋根調査に伺わせていただきました。
午後から2軒目、高島市安曇川へ屋根瓦の葺き替えを検討されているお客様のお宅へ。
軒先は野地から腐り、折れています。瓦を捲らずとも、下地の大改修が必要な状態である事が容易に判断出来ます。
台風などの影響もあったのでしょうが、劣化したブルーシートが放置の長さを物語ります。
鬼瓦は吹き飛んでしまい、ケラバ瓦も外側へ落下寸前の状態です。
妻部を立派に彩る破風板も無くなって、みるも無残です。
下屋周りも著しく酷いズレや割れ、恐らく至る所から雨水が侵入していると思われます。
歴史ある古民家を、下地木工事にしっかり改修を入れてあげ、ガイドライン工法で瓦を葺きあげれば、元来立派な骨組みで組まれた家屋なので、まだまだ湖岸沿い旧街道の歴史を刻んで行けるよう、シッカリとしたお見積を致します。