長浜市からのご依頼案件。町の自治会館の屋根が台風被害を気付かずに放置したままになっているとの事で、早速調査に伺いました。
【注】写真は人為的な外力によって加えられた損害写真ではありません。
ちょうど、屋根を下から見渡せる軒先側に団地が建っていて気付かれるのが遅くなったのでしょう。平部の被害は台風時のフラッター現象特有の爪痕です。寸前で飛散を持ち堪えていますが、この一枚が外れて吹き飛んていたら、ドミノ倒しのように次々と飛散していたでしょう。
面戸漆喰も1箇所剥がれてます。
二階から落としてきた這い樋もボンド切れで一階軒樋から外れちゃってます。雨染みの痕から雨水は外側に零れ落ちているようです。
枯葉詰まりで、軒樋の深さの半分位まで雨水が排水されずに溜まったままの状態です。このような状態も極度に製品劣化を促進します。
水分と根を張れるヘドロ状の土壌があれば本来あってはならない場所に草木も蔓延ります。
自治会長様には自治会で審議していただき、弊社に再びご連絡いただけると、わざわざご連絡を頂きました。