10日ほど前に雨樋の部分修理をさせていただいた地元のOB様、ついでの屋根点検で雨仕舞いに要注意の箇所を発見し、本日追加で工事させて頂きました。
風切り丸が箕甲側にコケちゃって、瓦の縁が切れてしまっていました。
風切り丸を撤去し、内部を確認します。
箕甲落ち部分に付けられた掛け瓦のお尻の緊結が一枚も出来ていませんでした。桟頭部分から出した銅線で一例結んだだけ。これでは経年による変化でズレを起こしてしまいます。ステンレスビスで強固に固定して、酸化腐食して直ぐ切れてしまう銅線もついでにホルマル線に交換します。
瓦の縁切れも無くなり、風切り丸がしっかり下の地瓦に被っています。
素材自体が白いシルガードで、一例全てガッチリと納め直して完成でしす。
入母屋造、降り棟と隅棟の接合部分のトンネルも苔や害獣の排泄物で詰まっていましたが、、
解体して行きトンネル内を綺麗に清掃し、雨水の通り道を確保します。
最後に元あった箇所に同じ瓦を復旧していき、完了です。
梅雨時期のタイミングで雨漏れも誘発しそうな注意箇所でしが、何とか梅雨の中休みを利用して是正て出来て一安心です!