屋根工事
屋根工事
屋根の建材には耐用年数があります。もちろんこの年数は、住まいの立地環境などの影響で多少前後しますが、おおよそ10~20年前後が目安。目立った劣化症状がなくとも、定期的にメンテナンスをしておくことが大切です。
屋根材が劣化する要因は、紫外線・太陽熱・風雨・台風・積雪などさまざまですが、共通していえることは、どんな劣化症状だとしても、放置しておくと雨漏りの被害につながる恐れがあるということ。屋根に気になる症状が見られる方はもちろん、「点検なんてしてもらったことがないな」という方も、一度屋根の診断・点検を申し込まれることを推奨します。
※ご自身での屋根の点検は大変危険です。必ず専門の業者にご依頼ください。当社にご依頼いただければ喜んで対応いたします。
「屋根を新しくする」という意味では、ふたつの工事があります。
【葺き替え工事】
既存の屋根をすべて撤去し、新しい屋根材を施工する工事。
【カバー工法】
既存の屋根に覆いかぶせるように、新しい屋根材を施工する工事。
棟板金の交換・屋根材のズレや浮き・割れた部分の補修など、小さな補修工事からお任せください。傷みが小さいうちに補修を行っておくことで、大規模な被害や工事のリスクを抑えることができます。
劣化を放置してしまったがゆえに雨漏りになってしまっては元も子もないので、こういった些細なことからメンテナンスをはじめてみましょう。もちろん少しでも「雨漏りかな?」と感じられた場合は、早急にご連絡ください。
万が一、早急に修理工事ができない場合でも、応急処置はできるケースがあります。
屋根材の種類は多種多様。日本瓦・セメント瓦・スレート・ガルバリウム・銅板など、住まいの屋根にはどんな特徴があるのでしょうか?
【陶器瓦】
日本の風土にぴったり合う陶器瓦は、まだまだポピュラーな屋根材。50年以上の長い耐久性、火や突風にも負けない強度、塗装のメンテナンス不要など、一度葺き替えると長期的に耐久性を守れます。
【セメント瓦】
セメント瓦は、セメントと砂を混ぜて練ったものを加圧形成させています。塗料で着色することができるので、お住まいの雰囲気に合わせて変えることができます。耐火性(燃えにくさ)が高いという、メリットもあります。
【スレート】
日本の屋根材として、シェアを伸ばしているのが化粧スレート。セメントと繊維を混ぜ、厚さ5mmに成型されています。とても軽量で耐震性があり、塗装でお好みの色に塗り替えることができます。
【ガルバリウム】
アルミニウム、亜鉛、シリコンを含むアルミ亜鉛合金をメッキした鋼板。金属ですが錆びにくく、軽量で断熱性もあります。
株式会社一では各工程ごとに記録写真を撮影しておりますので、工事中でもご要望があればお見せしながらご説明いたします。また全メーカーの全屋根材に対応しておりますので、ご要望には幅広く対応可能です。